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針ノ木縦走 (北ア )【前半】

2007.08.09 22:01| 山の空気

 
 2007.7.28?29(土・日) 

2年前に唐松から五竜、鹿島槍、爺と縦走した。
あの最終日に晴天の 爺の頂上 に立って、
この先、針ノ木への尾根を目で追いかけ、夢が膨らんでいった。 
今回は、その道を辿る念願のルートである。  
 
20070803231719.jpg
2年前に眺めた景色。 赤いお屋根が種池山荘
後ろは3つのピークに見えるが・・・隠れてるのよね。 大小5つなんよね

  


-------------------------------------------------------

第一日目 
 扇沢P(8:30)?(柏原新道)?種池山荘(12:00/12:50)
 ?岩小屋沢岳(14:55)?新越山荘(15:40) [マッタリ 7:15h]
 

扇沢は遠かりし。 もちろん仕事上がりの前夜、出発。 
不思議なもので、blogつながりでお近づきになった友人の
やまおんなさんのお家(長野)に前泊させてもらう事になった。 
1度しか会ってないけど もうスッカリ 窮地の  旧知の仲 のよう
遅くに着いたにも関わらず、さすが長野と思わせる 『蕎麦サラダ』 で
冷たいビールでの歓迎。
(本当にお世話になりました。あんがとね+うまかっちゃん)

0-p.jpg


扇沢の駐車場出発 8時半 
モチロン駐車場は一杯。 柏原新道入口付近はもう無理なので
ターミナルのちょっと手前左側の駐車場にやっとこ押し込む。

懐かしい柏原新道をユックリ登っていく。
カエデが多いのに気づく。 秋の紅葉時を想像しながら歩く。
1時間程のケルンまでがちょっと急ではあるが、石を敷いて 
よく整備されているので登りやすい。この登りでは沢山の人がいたが、
ほとんどが爺・鹿島槍へ流れていくようだ。

20070803231957.jpg
スタートは根っこ&カエデ  の道

20070803232154.jpg
石畳歩きやすしきよし・・
でもさ、濡れてるとすべっちゃうんだよねー 


20070803232102.jpg
写真ばっか撮ってるから すぐ離される>自分

扇沢のターミナルが見下ろせるようになってくると
高度感が感じられ、嬉しい。
1400mの扇沢から種池が2453mなので、まずは一気に1000mなのだ。(そだっ!)


20070803232122.jpg
ターミナルがもうあんな下に見える? 
人間の足はたいしたもんやのー 
対面の山々が針・蓮華になるのだな 
 
稜線にちょこっと乗っかるてるように
種池山荘が見えてくるが、そうそう簡単には着かないのだ。 
 
20070803232205.jpg
おぉー 種池山荘の赤い屋根!!
今日は赤毛のハイジはブランコに乗っておるんやろかー? 



「陽差しがあちぃー」とかクダまいてると、ありゃありゃ曇ってきたぞ。
柏原新道の崩落地点を越えると、もう小屋は近い。 

20070806222238.jpg
土砂崩れと残雪のW緊張 
こんなとこで停まって写真撮ってたら師匠におこられちゃうのだぞー


小屋の手前でコバイケイソウやチングルマの花畑が迎えてくれた。
雪山もいいけど、やっぱり夏の陽射しと賑やかなお花は元気が
でるからうれしー 

20070806221326.jpg
お花街道・・・いんや、お花ザギンと言う


小屋は満杯だった。小雨が降ってきたこともあり、みんな中で
ぎゅーぎゅー詰めで食事をしてる。小屋の左側を開放してくれて
いるので温かい中で昼食を食べることができた。

だけど、ここから見えるはずの大好きな鹿島槍も
ライチョウがいる爺もガスの中で見ることが出来なかった。

20070806222605.jpg
霧のような弱い雨。うかうかしてると冷えまんがな

 
小屋の左手のちっちゃな種池のほとりに な、な、なんとぉー
シラネアオイちゃんがいた。 

20070807214600.jpg


この花を見ると、「アオイちゃん」と
愛情深く呼んでいる熊さんの顔が浮かんでくる。
イワカガミさんフウロさんも花で思い出し、まっきーが好きだという 
チシマギキョウに会えば後ろを歩いてる まっきーの顔が花に
ダブッテ見えてくる。 (イメージ全然ちゃうんけど・・・)
そして ヘンチョコ岩をみると(もって帰ったら監督喜ぶだろなー)
なんて想像してククッと笑っちゃったりする。 
不思議なもので府中(ローカルでごめん)のある交差点に突入すると、
ライ麦さんを思い出す。(会った事もないんだけど?)
何の根拠もないのだけど、その度に浮かんでくる。
こういった事って実はとっても楽しい。
なんだかあっちこっちに皆の匂いがしてるみたいなんだなー。


話はだいぶそれてしまったが、 
私はどの花が一番好きなんだろう?
と考える。 山に行きだしてすぐ黄色い花が目についた。
でも、それはどこの山にも平凡に沢山咲いていた。
似たりよったりな黄色い花なのだけれど、それは 雨降る沈んだ
雰囲気の中でも、ガスガスで真っ白い不安な中でもいつも温かくて
元気をくれる・・・・黄色い花がやっぱり好きなのかもだ。
 青い空と白い雲と緑の大地の中で輝いてる黄色い花なのだな? 

20070806222813.jpg
 「ウサギギク」はうさぎって名前がついてるだけでなぜかカワユイ。
これが「ウナギギク」じゃー ちーともカワユク ないのだ。



小屋でユックリ食事をしてる時は気づかなかったが
雨で濡れたズボンで足がスッカリ冷えたのだろうか
歩き出して5分もたたない内に太腿がつってしまった。
ガチガチに固くなって、痛くて仕方ない。
どうやら私は足に弱点 があるようだ。 
こんなことがあると単独で山に入る自信がすっかりなくなってしまう。
ペースを落してくれる仲間がありがたかった。
(注)こんな時はウメボシと速攻アミノバイタルゼリー飲料がグー

20070806223100.jpg
種池山荘すぐ裏手のテン場。展望はもうひとつかもだけど
木々に囲まれ 風の心配はないんだろうな


 

行く前にビスタ?リさんの針のレポを何度も読んでいた。
お母さんもこのグルリップを成し遂げ、「疲れた?」との問いに
「いや、全然!」と答えたというくだりが頭に INPUT されている。
若輩者の私がバテるわけにはいかない。


20070806223308.jpg
針へのコースに入ると、こんな残雪がまだまだタンマリ

小屋から針ノ木方向に入った途端、人がほとんどいなくなった。
静かな・・・小雨の山歩きである。ビス子のレポでも、天気は
悪かったが山頂ごとにガスがきれ、展望に恵まれたとあった。
ふふふっ こっちもその手なのだ。 絶対、神様はいるのらー。
 
20070806223909.jpg
岩小屋沢岳への歩きはガスガス世界。
でも気持ちE?んだな。 空気がシャンとして凛としてぷーんなのだ


 
このグルリップを計画する時、よっぽどの健脚者でない場合
1泊が普通である。 ただし、テン泊はどっち周りでも
稜線に上がった途端の小屋のテン場になるため、翌日が
きつくなる。丁度コースの真中に位置する新越山荘
小屋泊まりのみなので ここが難しい所であるんよね。
まったく よく出来てるちゅーの。(企みか?)
 
20070806224304.jpg
こんな小さな丘みたいなのも越え?る

20070806224314.jpg
こんなに雪が・・・左側に落ちたらゴロゴロゴッロンだす

 
そして、岩小屋岳2630m?鳴沢岳2641m?赤石岳2678m
?スバリ岳2752m?針ノ木岳2821m
 の5つのピークを辿る。
各々がまずまずの特徴を持っていて、お花もあり、ナカナカの
楽しめる縦走であるのだ。

20070806224351.jpg
おぉぉー!前方明るくなってまいりましたー
 

20070806224339.jpg
まっきーの真上に青空がっ! 太陽の光って素敵っ!
陽があたったマッキーも素敵ぃ?
 

今日のお宿の新越山荘までは岩小屋沢岳を越えるのみ。
雪が所々残っている。ガスってみたり、いきなりガスが
きれて展望が現れたり、その度に感激しているみんな。
結局、どんな天気でも楽しさは見つかるんだよね。
 

ゆるやかな登りの岩小屋沢岳に向かう道は、扇沢側の崩壊が
進んだ細い稜線で残雪もあり、ガスガスな時は気をつけたい。

20070806231214.jpg
左は崩落、「いやぁ?ん こわぁーい」とM女。
っが、その真中辺りで停まって写真を撮る・・・ナゼゆえ?



20070806230150.jpg
あれが岩小屋沢頂上? かわいいお山です

20070806231853.jpg
最初のピークだから うっれっしいなー



あとは新越山荘へ下るのみ。 ハイマツ帯のゆるやかな道を
下りながら、人にほとんど会わなかったので、
「もしかしたら天気のせいで、小屋がガラガラだったりしてー」
「4人で一部屋与えてもらったりしてー」なんてウキウキしながら
新越山荘に3時半頃到着した。 

20070806224404.jpg
(クリックOK)うひょー 新越山荘が姿をあらわしたぁー




っが  ・・・・・・チョー満員だった。





「今日あたりが夏のピークですよ」とは小屋のお兄ちゃん。
70人位のこじんまりした居心地の良い小屋である。
すかさず、ビールと持ち寄ったオツマミで祝杯をあげた。
散々飲み食いした後の夕飯はやまおんなさんのチゲ鍋
これまた美味い ! お庭で採れた丹精込めた新鮮野菜に肉まで
入れて、ふーふーしながら みんな笑顔で食べた。

20070803232254.jpg
チゲ鍋はうまいにチゲーーーないってんだ。べらんめぇー


「お花に沢山会えたから、贅沢は言いません。
こんな山行もまた満足だよねー」
 なんて言いながらも
明日は絶対晴らしてみせる! と心にめて
早起きを目指し、1枚の布団に二人ぎゅーぎゅーで爆睡した。 

20070806224418.jpg
拝啓 新越山荘さま 心洗われた次第であります


デッカイ景色は明日に期待しよぉー 

《 針ノ木縦走 2日目に続く 》
                    

コメント:14 トラックバック:0
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いっちばんの~り~♪

ロビンさん、こんばんは。
針ノ木ぐるりっぷ本編、お待ちしておりました。(*^_^*)
お山になんの興味もなかった昔から、なぜか針ノ木岳の名前はしっていたので、どんな所か興味しんしん。続きも楽しみにしております。

>これが「ウナギギク」じゃー ちーともカワユクないのだ。
これはこれで愛嬌があっていいかもしんないと思いますけど~。(^^ゞ

にしても新越山荘さん、粋だなぁ。

さすがあ、デキルオンナじゃー。
ウナギギク。あったらいいなあ。道歩いてると、ぷーんと蒲焼のにおいがしてくるだよー。
あのやせ尾根、二日目だったような気がするが、一日目じゃったかいのお。こわかったねー。師匠がね、ろびはこわがらなすぎていけない、って言ってたじょ。

まきくまさま、こんなとこで油売ってないで南レポのつづき書いてちょんまげ。

うーん。やっぱり、ロビンさんのレポはウキウキ感が伝わってきていいですねー
柏原新道、わたしも懐かしいです。種池山荘の側ではじめて見た、キヌガサソウの群生に感動した記憶があります。針ノ木への縦走路の方にあったから、見かけませんでした?
小屋のゴミのお預かり所、素晴らしい試みですね!
レポの続き楽しみにしてます!
#私は日曜から行ってきまーす。ひょっとしたら、ロビンさんとかぶるかなーと思っていたのだけど(なんとなく)、お盆はお仕事でしたか。でも、お盆は混雑してるから、そのほうがいいかもしれませんねー。うちの会社の休みは暦通りだからなー

みなさんつっこんであげないようなので、

>1400mmの扇沢から種池が2453mmなので
登り1.4メートルか~
低っ!

この時期でも雪残ってたのかあ。
やっぱし初心者向けコースにしようかな。
悩みますですよ。

>ヘンチョコ岩をみると(もって帰ったら監督喜ぶだろなー)
 そりゃ無理っしょうから、かわりに得意の写真をポチッととったら喜ぶだろなー。 ちなみに、そのあたりの山は、250万年くらい前の火山岩、多分、安山岩が主体らしいでっせ。写真でみてもそんな感じだす。んで、もしかすると花崗岩や、蛇紋岩が貫入してたり、凝灰岩が混じってたりと、中々複雑で面白そう。けど、その分、山峰はするどくて迫力あるんだろうなあ。続編、期待しとります。

見たことある山道なので、自然と共感がもてます^^
ロビンさんが言うように、人間の足ってすごいよね!(私はこういうとき、自分の足がすごい!と思って励ましてます^^;)
稜線が見える山を歩くと特に、思いますよ・・・
私も、シラネアオイ好きだな~・・・

お、レポかいてある~。
フウロ見るたびに思い出してくれたら嬉しいなあ。そんな仲間が沢山いるって楽しいね(^^)
種池からの針までの稜線、いいよね~。
私達のときは五竜~種池が2日目だったんだけど、ガスガスだったし、3日目はあさ雨だったんだよね。皆針を断念して柏原新道下ってた。あのテン場まっ平で快適。生ビールもうまかった。
誰も行かない(後から身軽なおじさんに抜かされた)針への道でどんどん雲が切れてきた時は剣目の前で「あれはもしや剣様?」と鼻血でそうだった。
次の日に大展望がまってるんだね(^^)
素敵なお仲間との美味しい鍋にビール、最高!食べたい・・・。
2日目のレポにも期待。

>1400mmの扇沢から種池が2453mmなので
登り1.4メートルか~

さすが はっしー
そして、
気づかれずにこんなボケかませるなんて!
さすが ろび

今日は富士の麓のファームで
動物達を観察してきましたー!
っが・・・・明日から仕事じゃ とほほ

>アランチャさん
針ノ木って思ったより有名だったんですな。
でも、私知らんかったのよ。だははー
案外 「ウナギギク」人気ですな。
だって想像しただけで気持ち悪くないー?そんな花・・
遠くからみてみたいけどさ(笑
新越山荘さんお見事ですよね。でも中にゴミありました(泣

>まっきー
(我慢)デキナイ女なのだー 
花から蒲焼の匂いって、どうだかな?
あの痩せ尾根は初日ざんす。だって、みんながカッパきてるし
なんたってデジカメが覚えてくれてるしー
師匠め、そんな事言ってたん。 オシオキじゃー

>まきくまらぶさま
一体あなたはだれーーーー?! 
知りたい!知りたい! どーしても知りたい~
「ちょんまげ」から探りあててやるー。
でも、確かにソレは言える!! むしし

>まゆぴょん
あんがとねー。 今回も種池の近くにワンサカおりました。
キヌガサソウはお花もデッカイから、凄いことになってましたよ。
まゆぽんは日曜からどこいったのさ? 南だよね?(ってもうおらん)
残念ながら 日程も場所もかぶらないのよぉぉぉ

>はっしー
・ ・・・・ なんのぉ話ざんすか??
身に覚えのないこっちゃ(笑
はっしーはどこへいくのか? 雪っていってもそんなに問題ないと
思われます。初心者向けってどこだか?
だってはっしーは もうさ残雪期の燕も経験したんだし、自信
もっていいんじゃないかな。 でもまぁ、単独の場合は慎重さが
大事だモンね。 さて・・どこいくことになったのか?

>監督
そなの、気持ちはあっても無理なんですわ。それじゃあ
山のお花引っこ抜いて持ってきちゃう人と一緒やもんね。
そっかー あの辺りは蛇紋岩なんてあったかな?
確かに硬い岩岩やサラサラの砂地、カランカランと軽い音の
する赤っぽい岩とか色々だったよ。250万年かぁ 遠いな

>hiroっち
そう、自分の足をほめてあげたい。だからさー 
チョットくらい太くっても、へんな形でも可愛い足なんだよね。
大切になが~く使わなくっちゃだね。
シラネアオイ・・・いるとは思わなかったからビックリ饅頭。
ラッキーちゃちゃちゃでしたわ。

>ふうろさん
そなのよー フウロって私もすきよ。
雨だったのかー残念だね。まぁこっちも一緒
途切れ途切れな雲の合間から剱が見えると感動もんだよね。
ずーっと見えっぱなしでない所に奥ゆかしさや荘厳さを
感じちゃうんだよね。剱はちょっと別格ですわ。
楽しい仲間と素敵な山行でした。ありがたいっす。

>まっきー
あのね・・・身内同士で突っ込むなっちゅーの
ぶふふ、こっちには【まきくまラブ】がいるんだぞー
(って誰かしらんが) ふっ 私を大切にしてよねへぇー








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