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剱・立山山行 [2日目 剱登り編]

2007.08.28 22:22| 山の空気

20070827131646.jpg
淡いオレンジ色をバックに浮き出した鹿島槍の姿
まだ太陽はこの世界には完全に訪れていない。
徐々に近づくこの時が一番 太陽ってやつを感じる瞬間だよね
 
剱山荘(4:40)?一服剱(5:10)?前剱(6:00)?剱頂上(7:00/7:40)
?前剱でまったり、下って剱山荘(10:50/12:00)  
?剱沢テン場(12:50/13:20)?剱御前小屋(14:20)
 
  

??????????????????????????????
 
朝の4時に目覚め、軽くパンをかじり出発する。
小屋は廊下に柔らかめの灯をつけていてくれるので
早朝の用意がしやすい、ありがたいことだ。 

まずは 一服剱 を目指して歩く。   
 
小屋の裏手から40分程の道のり。  
今日は荷物を小屋にデポッているので体が軽い。
荷が軽いだけでこんなにラクなのか・・・と、つくづく思う。
(荷物は剱山荘の部屋の廊下に置かしておいてくれる)

20070827131656.jpg
振り返れば山々も小屋もまだ静かに眠っている

日の出までにはまだ時間があるが、ヘッデンは不要な明るさがあった。 
顔をださずともこれだけの明るさって 太陽はホンに凄いやっちゃ。

20070827131704.jpg
一服剱の上で丁度太陽が顔を出した。
今日もなかなか手ごわい強烈な光線を放ってる。 でもあんがとね?!

頂上でお弁当を食べてる父娘にあった。 経験豊富そうでいて実直そうな
お父さんと、ピーチク楽しい元気な20歳台のお嬢さん二人である。
お父さんは誰が見ても幸せそうな笑顔だった。そだよね、愛娘二人と
大好きな山にのぼってるんだもん。 その妹さんらしき人が
プラスティック製のお弁当ケースを風にさらわれてしまった。

「あぁ? 飛んでっちゃったぁ? ごめんなさーい
 自然を、山を汚して ごめんなさーい」
 と叫んでいた。
 
なんだかそれを聞いた瞬間、そのお父さんの育て方や娘さんの素直さが
伝わってきてホワホワっと胸が温かくなった。  
・・・・ところが 大空に舞い上がったそのケースが大きな大きな円を
描いて、信じられない事に彼女の手元に戻ってきたのである。
「わぁっ わぁっ 嘘みたい。 お父さん 戻ってきたよ?。よかったぁ」 
といって、3人でコロコロ喜び合う姿は実に微笑ましかった。



20070827131715.jpg
前剱は 剱に負けないくらいリッパ
一服剱からちょっと下って前剱への登り、いやらしーガレ場に突入する。
なんたってこの斜面、ちょっと急すぎでないかい?

20070827131724.jpg
一服剱を振り返る。  右に大日岳へと続いていく稜線。
日の光で緑が生き生きと光を放っている。

20070827165326.jpg
ほんの少しの岩場の隙間でもお花達は元気に咲いている。
剱と共に生きているお花達なんだねー


20070827131735.jpg
後で考えると、この前剱へのガレ場が一番手ごわい気がする 
落石をしてはいけないと緊張感が続く。
もし、休日で人が多い時は特に精神的に疲れるんじゃないかな。
そして、下りの方がいややな感じなんよね 
 
20070827131745.jpg
大きな岩の横にクサリ。
なんでこんなデッカイ岩が転がらずココにあるのかぁ?! こわっ


20070827131755.jpg
前剱に辿り着く。やっと見えたアレが本峰だぁ 
やっぱあっちが本物だわーと実感。 あの威圧感に負けないように
「今いくよ、くるよ?!!」 とちょっとオヤジギャグをかましておく。
注: 手ぬぐいほっかむり姿の後ろ姿は色っぽいのかぁ!? 


さて、これからが核心部に突入のようである。


20070827131808.jpg
(クリックOK) ここが最初の砦 平蔵谷
クサリで一気に下った所に金属製の橋を渡る。
そして、バンドに沿ってクサリに掴まり右上方向にトラバース

師匠 この橋を見た途端 珍しく 「だめっ! 俺だめだ」と言って
橋の脇の崩れそうな土の部分を注意深く渡る。
もちろん両側切れ落ちてるから、そっちも怖いんだけど
急に何かを感じるってあるよね。 怖い事って人それぞれ。
いつもはなんともない橋でも、きっと師匠は今何かを感じたのだろう。
私は・・4日以上の縦走中の自分の体が、一番怖い・・・気がする・・・かも 
 
20070827165955.jpg
足元はこれぐらいの幅。もち右側は谷底
写真よりも実際の方がこわくないかも。 ビビりだしたらやばい
でもね、雨の日と強風の日は、きっと行かない。 絶対行かない!
お金もらっても行かないってばさ (←誰も言うてへんったら) 


20070827131857.jpg
難所を抜ければ、平蔵のコル
青空と白い雲 素晴らしい景色を満喫しよぉー

20070827132724.jpg
次なる難所

想像以上にアップダウンはある。 しかし、クサリ等に夢中なので
あまり疲れを感じない。 不思議なもんだ。いーんだか悪いんだか・・

20070827132734.jpg
全然気づかなかったが、ココがカニのタテバイ 
同じようなクサリが他にもあるのでココとはしらなんだ?
確かに17mの垂直な登り。 登りきってすぐ右に6mのトラバース


っが!? 他のクサリな部分では、登り下りルートがはっきりせず
かち合う事もあった。混んでる時は予想以上に時間がかかるだろう。

20070828205213.jpg
途中で休憩する登山者。 焦らずユックリ味わおうよ

 

次はどんなのが出てくるのか? なんて思いながら登っていくと
案外、頂上にアッという間に飛び出した。

20070827132850.jpg
頂上で師弟仲良く記念撮影をしてもらう
・・・・にしても、二人とも渋い色合いすぎる! 
もうちょっとハデを目指さなくては、遭難時に見つけてもらえないなり


頂上からの眺めは格別である。 
とても 3000mに満たないとは思えない頂きだった。(2999m)

20070827132802.jpg
(クリックOK)南西方面: 大日岳方面

20070827132842.jpg
(クリックOK)南:立山、薬師、槍から大天井・・・

20070827180610.jpg
立山の向こうにいるのは もち、槍クンですぞ

20070827132857.jpg
北東:唐松、白馬、火打・妙高まで見える




20070827143512.jpg
富士さーん 
どんなに薄っすらでもあなたの姿は見逃しませんぞよ  



   【2日目 剱下り編に続く

コメント:22 トラックバック:0
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そうですね、難所はハデがいいですね。
自分もいつもおんなじような色合いの服ばっかりです。先日も山ショップの夏物バーゲンあさりにいったけど、結局いつもの色でした~(青)
ロビさんは黄色が似合うかな。

わ~い!いち米?

久しぶりに夜更かし?して良かった~。
ロビンさん こんばんは☆
剱はやはりカッコイイですねー。
以前は仙人池が目的だったので
眺めただけでしたが、その存在感には
圧倒されました。
(しかし乗超の登りはキツかった)
写真に写っている登山者は
博物館でよく見るミニチュアのようですね。
自然の大きさ、人間のちっぽけさが良く解ります。
下の廊下も一度通ってみたいと
何年も前から思っていたのですが
遅まきながら「高熱隧道」を読んで
ちょっとドキドキしてしまいました。
人物像はフィクションだとしても
雪崩や事故の場面を想像して
眠れなくなったりもしました。
自然の偉大さを感じますね。

やっぱり怖そうですね。
私はいけるだろうか・・・?
ロビンさんが行けるのなら私も行けるはずだと言い聞かせて行きたいと思います。
後は、晴れていることを期待するだけです。

ふむふむ

おいらも行かないといけないんだけどさぁ、でもさぁ、槍でさえエヘッエヘッっと笑い狂ってしまった程の持病持ちなんでさぁ (ToT) 行けるんだろうか?...オイラも行かなきゃなんだわさ(-o-;)

ところで機転の立山・剣よかったですね、おいらは1日棒でした。(^^;) もしかしたら同じ日の朝ニアミスでした? 有峰口ってあんな駅なんだ。

日が当たっているところと日陰になっているところ、そのコントラストがお山の写真のいいところでもあるなぁ…と暫く見入ってしまいました.

パノラマもそれはそれで素晴らしいところがありますが、これでもか!と言わんばかりに露骨な起伏をアピールする陰影は“かっちょえー”という感じです.

なんか表現が貧相ですが…(^^ゞ


しかし崖っぷちトラバースは学生時代のトラウマがよみがえる…ぎゃぼー!(ちょっと古め)

はじめの父娘の話がすごく印象的!
弁当ケースのブーメランバックはさておき、このお父さんの笑顔と娘に対する気持ち、、、わかるなぁ~!
ホワホワと胸が温かくなったというロビンさんも素敵に見えちゃったよ。

日の出の写真から光の差し具合も、時間の流れも分かるよ!これは山で体験しないと言葉で説明するのが難しい。

岩の殿堂、剱岳は流石!ご無沙汰してるんでまた登りたくなる。レポ見てウズウズ・・・。

父娘のシークエンスがとても微笑ましい。
リアルなドラマは最高ですね。

おっと、レポが完結してからコメントする主義なんですが、あまりにも魅力的なお話だったので、忘れないうちに!
続き待ってます。

うーむ。改めてみると、怖そうな岩場ですね。
自分が歩いてるときはそんなに怖いと思わなかったけど・・・あーでも、雨降ってるときは嫌だなって思いました。
怖いより、結構わたしは疲れちゃいました。おなか壊していたせいもありますが、はしごクサリの連続って、体力消耗しちゃいます。

娘さんの叫び、きっと自然が応えてくれたのですね!
ロビンさん、いい場面に遭遇できましたね!

ともあれ、ほんとお天気に恵まれて、よかったですねー。

こんな展望だったのね、うっうっ…
見せてくれてありがとう!
わたしたちのときは視界が10mもなくって、おまけに他の登山者もいなかったので、前剱からは、下山道?上り道?錯綜していて、いろいろな道歩いちゃったよ。

ろび すごいなり~
想像以上に難所だね。さすが剱さま。
ここ、心の準備ないままに突入するのって、かなりすごいかも。でも軽々と岩を乗り越えていくろびの姿が目に浮かぶ。はぁ~いいなあ。
景色もすごいね。あの方向から眺めたことないから、すっごく新鮮だよねー。
そんでもって、要領よくまとまったレポさすがなり~

こないだ行った白馬から見た剱は左右対称で山裾を大きく広げて、とんがって、かっこいい山でした。実に堂々としていました。
去年は雷鳥平までで、その先はまた今度!と思ってましたが、ロビンさんのレポ見てたら、行きたくなっちゃうな~^^
登山服、岩と同化してる?^^

8月19日(日)に登りました。
前剱からずーっと渋滞で閉口しました。
お盆明けの休日は空いているんですね。

師匠が恐がった梯子の橋!覚えてます。
カニのタテバイよりずっと恐かったです。

今度は平日の空いている時に登りたいと思いました。続き楽しみにしています。

ぎゃー!わー!うらやましくない!そんなレベルちゃう!ロビさんが行けても自分には行けるはずがない!
レポも最高、緩急自在、天才や、ノックアウトや。

剱の岩岩な感じ、いい山ですよねー。
ロビンさんのレポ見て去年歩いたのを思い出しました。
今年は仙人池のほうからも剱岳を眺めてみたいです。雪の剱も登ってみたいし、何度でも登りたい山です。
2つ前の記事「別山頂上からの富士山」の写真、スゴイいいですね!あの空の色にはなかなか出会えないです。

>ぴかさん
だよねー 山で何かあった時には控えめ(=地味)じゃいかんです。
山ショップだと、本当に同じ色やデザインばかり。もうちょっと
考えてほしいよねー 男性用なんて特にだよね。
黄色かぁ うっれしいなー 好きな色だ。
今度 オフ会で真黄色きてても逃げたらあかんえ~(笑

>tochikoさん
おかえり~っ 河童さん 肩つぼめて寂しそうにしてたでしょ?(笑
その時間で夜更かしって・・・朝が早いんだねー
仙人池は師匠も気に入ってて、そこのお婆ちゃんに「また来るねー」
って言ったら、「そんなこと言っても誰もまた来てくれない」って
寂しがってたそうです。私も絶対行ってみたいとこなんだな~
「高熱隧道」・・・「点の記憶」の後に読もうっと(←遅すぎ!!)
剱では本当に自然の大きさをしみじみ感じました。
人間は 誠にチッポケです、はい。

>えいじさん
こうやって見ると怖そうですよね。
百を数えてる方はどうしても通らなくてはの道ですもんね。
そうです、私も行けました。えいじさんも行けると思います。
ただ、本当に慎重すぎる程、天候や時期、体調を選んでいってみてね。
きっと素晴らしい感動が待ってると思いますよ。

>熊さん
笑い狂う持病持ちって・・・ここには沢山おりますがな(笑
まったく同じ日だったんだよね。すぐそばに居たなんてねー
言ってくれれば・・・でもだ、剱から見た薬師はそれはそれは
大きくて立派でしたよ。よかったねー いい山行になったじゃん

>LUCKY-LANTANTANさん
「ぎゃぼー」っていうセリフでLUCKY-LANTANTANさんの
真の姿をみた感じですな~。 うふふっ
そうなんですよ、岩岩が作り出す陰と陽、そのコントラストって
芸術なんよね。 崖っぷちのトラバースってどこでー?いつー?
その話 ほりほりしたいです。

>井上ウッドさん
おつかれでーす。夜中までごくろーさん
うん、素敵な父娘だったよ。娘さんはどこに足をかけたらよいか
どこを掴めばいいのか、「おとーさん」「おとーさん」と頼りにしてて
そんな娘を優しく教えてあげてたんだよねー
頂上で「待ってるお母さんが喜ぶから沢山写真を撮っていってあげよう」
って言ってた。本当に素敵な親子。そうして、あの二人の娘さんは
山にハマっていくのであ~る。 いいぞ、いいぞっ。

>まゆぴょん
そ、そっ 後で見るとなかなかだよね。
あの剱でお腹ピーだなんて、一生モンの思い出だよね。(笑
まゆぴょんの時はおのトイレ 戸が壊れてなかった?
んーでも、早くて往復5時間としたら、トイレきついっす
でも岩岩な急斜面じゃね・・・まったく困ルンバ。

>ぜぜさん
そーだよーーー こんな素晴らしい景色なんだよー
あのね、マジ ぜぜさんたち尊敬しちゃうな。
だってガスガスなのに登ちゃうなんてさ。信じられん。
天気悪かったら、剱全体がなんだか曖昧な登山道だしね。
クサリが濡れてるなんて あーっ こわっ
よくぞ、登りました! 表彰もんです。

>まっきー
そだよ、なんだか凄い迫力ある山ですわ、剱さんは。
槍がスマートな都会的な男としたら、剱は無骨な硬派な男
私達って そっちに弱いによねぇ~ん。惚れるぞ
そんでね、剱から見る針の木はびっくりだよ。本当に針みたいに
尖がってた。山は色んな角度で色んな顔をもってるよね。
いってみそ~

>のんすけさん
いらっしゃーい。 見にいきましたよん
(腰に手をあててビールぐびぐびのバックの山はどこなんだろ?)
お盆中は混みこみだったのですね。気の毒に~
クサリやハシゴで団体さんにぶつかると、ガッカシですもんね。
ましてや、剱に団体さんは似合わないよねー
私は雄山で団体さんずくめで疲れ果てましたー
そです、会社に肩身狭くても・・・平日狙い!だす
そっかー あの梯子 要注意なんだねー

>監督
ぶふふ・・・そのうち羨ましくなるのだー
はれっ、ネパールは?? まだねばーる?(だめ?)

かんとくー あの岩岩・・・地質的に超魅力的かもですぞ。
って、室堂なんてもう行っちゃった?

>くまさん
くまさんのも見に行ったよー
って、この夏の縦走、私が本当はいくはずだったとこじゃないっすか。
くぅ~ ぐやし。雲の平やっぱよかったよねー?
おっと、剱の話だ(笑) 今年は剱沢雪渓も雪がガンガン
融けているようで、怖いみたいですぞー。水もじゃぶじゃぶ
流れてた。仙人池の方へ下るには、途中阿曽原温泉くらいで
一泊かな。そーじゃないと、その先も長いもんねー
あのピンクの空は・・・感動で体がふるえましたよ。
実際見ると、もっと凄かったんよねー

ロビンさんも

こんばんは~。
ロビンさんも行ってきたんだぁ。
私も、ちょいと前に、立山、剱、奥大日と歩いてきました。
確かに、濡れてる岩場はイヤだい!
剱は晴れに限る!って思います。
それにしても、写真、上手く撮れてるな~。
すんばらしい!

こんちはー こまちさん
おぉー ここにも剱仲間がぁ!
奥大日にもいかれたんですね。うらやましい。
剱から眺めたあの稜線はとてえも魅力的でしたよ。
ケーブルが止まる位の雷だったのですね、
うわぁー 怖いですね。
そんな時もしもあの剣にいたなら・・・プルプル
こまちさんの写真を眺めて、あーこういう展望も
あったあったと興奮しちゃいましたよ。
みんな無事登山でよかったばってん。








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