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塩見岳 (前半)[ 南アルプス 3052m]

2008.08.17 23:26| 山の空気

 

山を始めた頃、金時山の頂上で出会ったオジサンが
「塩見は山深い孤高で、俺は一番好きな山だな」 と言っていたのが妙に心に残った。

自分にとって、まだまだ登山経験も浅く、それがどの辺りにあるのかも、どんな山かも
よく判らなかったけど、いつかその景色に会いに行きたいと思った。
もう今となっちゃオジサンの顔は覚えていないけど、あの時の自分の決心が
数年経って確かに実現できる事が、とても嬉しかった。


    up.jpg



 2008.8.9(土)
 東京(4:00)=松川IC=鳥倉林道P(7:45)・・・登山口(8:40)?三伏峠(11:20)
 ?烏帽子直下(お花畑)?三伏峠小屋(テン泊)


 2008.8.10(日)
起床(3:00)/三伏峠テン場発(4:00)?三伏山?本谷山(5:00)?塩見小屋(6:50)
?塩見岳(8:20/9:20)?本谷山(11:40)?三伏峠小屋(13:10/14:00)?登山口
(16:00)?(林道歩き40分)?駐車場(17:00) [行動時間 13時間(休憩含)]



????????????????????????????????????

塩見を考えた時、中央高速の諏訪を通り越して、逆Vの字側に回ると
なんだか遠いなぁ?と感じてしまう。 南アは北アと違って登山口まで
夜行高速バスなんてものもないし、小屋の規模も小さい所が多い。

それだけ本物の山ヤ (←私の勝手なイメージ) がひっそりと
静かな山歩きをしてる気がする。 (←私の勝手なイメージ)


1-鳥倉駐車場
トイレはキレイ。 水道あり

トコロガダ!
駐車場はほぼ満杯。林道の路肩にも数台。関西ナンバーがかなり多し。
そっかー あっちからは案外近いもんね。
キレイなトイレに寄って、準備を始めた。


             2-バス時刻
          つい目に入ったバス時刻表に釘付け
           (注)これは登山口のバス停のもの



■山へのアプローチは大切な時間だ。

ドラえもんのどこでもドアのように、ポンっといきなり「登山口ですよ、さぁ 始まりー」
なんていうスタートではなく、やっぱりその山に対する思い入れや期待をもって
徐々に気持ちを高揚させていく、そんな入り方をしたいといつも思ってる。

・・・っがっ!しかしっ!! 

乗ってしまった。 登山口までいくバスに
(たまたま 2本/日のバスが丁度着ちゃうんだもん ¥350(ザック料含))

  林道歩き 2.5km まぬがれるー   

その代わり、バスを降りたすぐその目の前には、つづれ折の急な斜面が待っていた。
豊口山は石灰岩質の山(地層は秩父帯)、らしい。
アスファルトの路上に蝋石のような落石がごろごろ。
登山口の眼前の大岩壁はまるで昇仙峡みたいだった。


3-登山口 
登山口の標板には 「大鹿登山口」 と記されてあった



4-秋の空?  なんだか ウロコ雲?



■三伏小屋までは約1000m弱の登り。 これを3時間で一気。

鹿に食べられないように白テープをぐるぐる巻きにした木々の急斜面を
ジグザグに登っていく。それが左に折れ、また続けてジグザグ。
久々のテン泊ザックの重みを噛締めながら登っていく。


5-シカ巻き
シカもこれじゃ シカたないちゅーの


まったくのツユだく >自分
「なんだー ここんとこのこの暑さはぁ?」と愚痴りたくなる。
足に汗をかかなくなると老化の始まりらしい が、
よかった!よかった! まだまだ汗かいてるもんね。


三伏峠までのコース配分が分数でわかるようになっている。
ジグザグ坂が終わり尾根にのると、心なしか風を感じるようになる。
ここから緩やかな登りとなる代わりに、湿った丸太のハシゴが
連続で出てくることになる。


6-ハシゴ1
こんなハシゴや

      6-ハシゴ2
       んでこんなハシゴや・・・全部で7箇所くらい?


7-水場
途中に水場が一ヶ所。
まずまず出ておりました
。 



人工のカラマツ林を黙々と登ると
やがて徐々にシラビソの自然林へと移り変わる。


8-塩見発見
おぉ あそこに現れたのが塩見ですかぃ?


一日目は三伏峠小屋まで(駐車場から)3時間という予定なので気持ちが楽でいい。
ザックは重いが目の前に現れるお花達にカメラを向けつつ進んだ。


9-三伏小屋発見
でぇー 小屋発見! この瞬間の喜び


日本で一番高い峠、三伏峠(さんぷくとうげ)へ到着。
小屋の前は少々狭いが、テン場はもうすでに賑やかだった。


 ちなみに小屋のトイレは水洗(200円)、屋外(100円)、テン場利用者(タダ)
 木箱にお金を入れると 「カッコーッ」 と大きな声で箱が鳴く。
 まったく カッコーッ悪いちゅうのん。。。。


10-三伏小屋
一番高い峠にある小屋。小屋前の水は宿泊者のみ使用可

           0-金色のキノコ
           小屋の前で 金色に光るキノコ発見!
           これは宇宙人のたべものなのかぁ!?



塩見に登るには 北岳、仙丈からか蝙蝠、小河内方面からの縦走以外は
ほとんど鳥倉林道から三伏小屋か塩見小屋へ泊まってピストンするしかない。
(もうひとつ塩川からの登山道があるらしいが、鳥倉以上に急登で そして
塩川へのバスは今は廃止となっているらしい)
そして沢側の三伏小屋のテン場が今は閉鎖されている為、三伏峠小屋を
利用する人が多いのだろう。 

雨の場合を考え、段々に区切られたテン場の上部を確保。
時間も早いので 烏帽子直下のお花畑まで行ってみることにした。


12-お花畑
気持ちのよい草原ですー


         お花-1 (クリックOK) お花?1

         お花-2 (クリックOK) お花?2

         お花-3 (クリックOK) お花?3
(注)お花は塩見で出会ったお花全部


お花畑は水場へ向かう途中にあった。植生保護の為に柵がしてある。
なだらかな緑の斜面にぽつぽつとお花が咲いている。きっともっともっと
最盛期には華やかなのだろう。 もっとユックリ眺めていたかったけど 
雨粒を感じたので、さっさとテン場に戻った。



        15-テンバ
         テント設営時に大粒の雨と雷がやってきた。


  あちゃーーー  フライを忘れてるぅぅぅ 



フライのないテントなんか・・・
       クリープをたらしたお皿のようにベチャベチャ

空気穴から 雨がどんどん入り込んでくる。穴を縛っても垂れる。
テントの中はミストな白い霧がもやもやぁ?っと。
 (注)夏は暑いからフライ不要だなんて間違いです。
    雨が降ったら じゅくじゅくムレムレですぞ。


13-雨漏り
紐を伝って落ちる滴よぉぉぉ

                 16-フライなしよん
                急遽、下に敷くシートをかぶせてみた。。。まだまし?


ビールで爆睡の師匠をほって まっきーと水を汲みに。
片道15分だけど水量は十分。 冷たくて美味しい。
明日からの縦走を控えたマッキーはガッツリ汲んでいた。

テン場に戻って夕食を食べた辺りから、雨がやんだ。
空を見上げれば、沢山の星達。  すぐそこにいるようだ。
東京で見上げる星より 大きさは2倍、数は5倍程に見える。
流れ星が偶然目に入った。 
そうだ、なんちゃら流星群だって言ってたよね。
テン泊での楽しみの1つは なんたってコノ星空だもんね


14-三伏山の向こうの塩見
雨が上がって明るくなった空に塩見が現れた。
山肌がくっきり見えてなんだか迫力がでてるんとちゃうー




明日は早出。
それに、塩見頂上でマッキーとお別れしなくちゃなのだ。
早々に寝ることにした。


                                《 後半へ 》

【オマケ】 塩見の位置がピンとこん方に
塩見上空写真(wik) (クリックOK) 塩見上空写真(wikiより)


コメント:17 トラックバック:0
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あのさ~!どしたらフライ忘れられんの??
この後、更になんかあるんじゃ?って心配だわさ・・・(笑)
でも、雨はそんな降らなかったみたいで良かったね。

んで、塩見いいね~、オイラも行きたいけど、どうも行きにくい^^;

南アに行く様になると、ほんと山やってるって感覚あるね、なんかわかるな~(^^♪

後編もヨロシク!

写真いいなぁ、山頂からの蝙蝠尾根!
去年の思い出が蘇ります。

>乗ってしまった。 登山口までいくバスに
早くも反則技!
ここも歩いてちょ!

水場の水量は去年のほうが多いなぁ。

おっと、お仕事タイム:また来るね。

バス乗れてラッキーでしたね~。
初日の荷物であの林道歩きは大した距離じゃないけど、なかなか辛いものです。
フライですが、ゴア天なら無くても結構平気ですよ。僕はフライ一応持ってるけど、冬場に1回持っていっただけで、夏は基本的になしです。軽量化にもなるしね。

よっ!待ってました、やっぱ、ええレポや。わくわくして読んでます。にしても、2日目の行動、13時間とは、きつい。私なら2泊しないと無理ですわ。後半も楽しみにしてます。

あ、ところで、お持ちのテントはゴアなんですか?グランドシートを上に乗っけたところは、ちと、かっちょわるし。(笑)

おお、アップされちょる。
バスはさあ、あれは乗って正解だったと思うよー。しょっぱなにあの炎天下のアスファルトはカラダに悪い(笑)。私は、迷ってる二人が信じられんかったよー。
テントのフライはびっくりしたよねー。でも、なんとかしのげてよかったなり。あのどしゃぶりのなか、ろびの悲鳴がとなりから聞こえたときは、どうなることかと思ったよ。
それにしても三伏から塩見って長かったね。タイムみると、わたしが熊ノ平についたのとろびたちが三伏に戻ったの、ほとんど変らないよー。うひひ。なんかね。そんな気がしたんだよね。てか、やっぱ1泊なら塩見小屋に泊まるべきやったねー。
で、ちょっと気になることがひとつ。
>クリープをたらした皿
って。。。。。どんなんやねん。

わくわくするレポですぅ^^
私を塩見に連れてって~♪
そんな感じの出だしですね・・・・

>ろびの悲鳴がとなりから聞こえたときは、どうなることかと思ったよ。
↑(笑)
想像できるんですけど^^;

テン場 整地されてきれいそう・・・

私も・・・

同じく
>>クリープをたらした皿
って。。。。。どんなんやねん。
て思いますた。
職場で昼休みに読んだものだから
半日考えてたよーって(そんなわけないか)
でもでも山頂でこれから単独で長旅する
マッキーを見送る心境って
複雑だよねー。
私だったらウルウル泣いてしまうかもです
一緒の下山しょーやーって。
(なんでやねん)
南アルプスってやっぱ深いね。
山やさんの世界だ。
あ、茶色い石は「チャート」ですよね?
監督さーん(○○の一つ覚え?)
地質もおもしろい山なのかな。

>木箱にお金を入れると 「カッコーッ」 と大きな声で箱が鳴く。まったく カッコーッ悪いちゅうのん。。。。

ケッコー面白い仕掛けじゃん!

>あちゃーーー フライを忘れてるぅぅぅ
でもフライパンは持ってきました!
なんてオチは期待しちゃダメだよね。 


三伏山から先が、このコースのいいとこの始まりだね! この先は大いに期待しちゃうもんね~!

塩見登頂おめでとう!!!

ロビンさんも前から塩見行きたいといってたもんね!
天狗岩から西峰までの岩岩は絶対ロビンさん好みだったでしょ?
だって、かつて「崖っぷちの女王」の称号をほしいままにしていたものね…
ロビ・師匠に見送られて熊ノ平に出発したまっきーがチョットうらやましいな。

忘れ物

ロビンさん塩見岳登頂おめでとうございます。そしてフライシートお忘れご愁傷様です。
>おっちょこちょいで忘れん坊のロビンが ・・・。
ということが理解できました。
実は私も2005年仙塩尾根を歩いたときにペグを忘れてひどい目に遭いました。雪投げ沢のテント場で雷雨の夜、テントのポールを握って一晩中眠れませんでしたよ。「オレはここまで何しに来たんだ」と悲惨なものでした。
白馬岳のテント場でその話をしたら「僕はポールを忘れて5泊テントに包まって寝ました」なんていう若者もいました。もしかしたらロビンさんの親戚の方かもしれませんね。

私は4泊5日で北アルプスの最深部ムスコと二人で歩いてきました。
念願の高天原の温泉に浸かることが出来てご満悦です。

>クネル君
>あのさ~!どしたらフライ忘れられんの??
・・・・・・
まさか、君の口からそんな言葉を聞こうとは。
同じ穴のムジナっていうじゃん

塩見はロングドライブで 
渋い山ヤ目指すのじゃ~

>カモシカさん
>早くも反則技! ここも歩いてちょ
すんませんぬぇ~ ラクチン好きなもんでぇ
塩見行った後、仲間の塩見レポ読み漁りました。
これがまた楽しいのですな。 喜び2倍2ばーい

>じゅんさん
そりゃー セレブなゴアテンもってる方はえーですわ
わたしゃー普通の。。。。(えーん)
だよね、じゅんさんも
バス乗れるんなら乗っちゃうよね?ウシシ
中ア縦走レポできたかなー?

>監督
>ちと、かっちょわるし。(笑)
かぁーーーーっ 言われちゃったょん
ゴアなわきゃないです、この貧乏タレな私が。
あっ 監督はゴア? もうもう私を抜かないでって
塩見は2泊がベストだと思われます。
烏帽子の辺りでマッタリもしたいしね

>まっきー
やっぱバスは正解だよね。
んで、小屋泊まりなら塩見小屋まで行きたいとこだね。
あのさー 1時過ぎに熊の平って飛ばしすぎちゃうかー
三伏峠についた頃にマッキーもついてたなんて・・・
アノ後の長いことったら・・・ありゃせんわ(笑
んでもね、帰りにノンビリ帰ったら
色んな花をまた見つけたんだ。結果オーライ

>Hiroっち
>私を塩見に連れてって~♪
って いいフレーズだわね。
山男泣かせやねー

んでね、私の悲鳴なんてカ細くてかわいいもんです
消え入りそうな 蚊の鳴くような・・・
あーそっ 違うって?

>tochikoさん
>クリープをたらした皿
って。。。。。どんなんやねん
ってね・・・あのね 話せば長いんだけど
クリープを入れたコーヒーのクリープを
テントにしみこむ雨に喩えて・・・あぁ もうやめよ。
同じ感覚を持った人はいづこに?

そっつ 茶色い石は「チャート」やん
まっきーもそう言ってた。
かしこいなー 勉強したなー tochikoえらい!!

>カモシカさん
>ケッコー面白い仕掛けじゃん!
だめだめちゃーん 
そんなんじゃ まぁ30点てとこ

>K林さん
ありがとねー 本当に念願かなったデス
うれしいんだわー 
>「崖っぷちの女王」の称号
ってね・・・・・・
「下り坂の女王」ってのもありがたく頂きましたが
最近、マッキーも下り坂のじょ・・・おっと
K林さん達もバッタリしたら、塩見の上から
見送ったのにぃ。 残念こ
それにしても 凄い行程 お疲れさま~

>カモシカ永井さん
北ア縦走から おかえりなさーい。
よい山歩きだったみたいですね
雷がそんなでなくて良かったです

ペグはいつも石とかで代用しちゃってるのですが
大変なんですね。 しかしポールを忘れるって(笑
一度忘れて困った経験をすると、次からは絶対忘れないでしょう
お勉強ですね、これも。

水場から烏帽子に上がる途中の花畑、とーーってもきれいですよねー。うんうん、思い出すなぁ。

フライ忘れちゃったんですかー
わたしも今回の縦走、フライなし(あっ、いちおうゴアなんで)で行ったんですけど、暴風暴雨を防げませんでしたー(涙)。¥ちゃんが昔使ってた1~2人用のテントだったんですけど、なれない道具をもっていくもんじゃないですねー。。。

お花畑通過するときは 絶対時間欲しいもんね。
お花の写真撮ってる時、¥ちゃんはうるさく言わないの?
花に夢中で、後から追っかけしてるとペース乱れて疲れちゃうんだよね。
今回は何度もマルバのお花畑に会いました。なんか今までそんな気にして
なかったけど。。。マルバ!なかなかいー奴だよね。

おぉー ここにも フライなしの仲間がおった~ (嬉
もうね、ほんとフライの有難味わかったよん(ゴアでないし尚更)
空気穴からボタボタ。コッヘルで雨漏り受けてました(泣
フライとペグは 空気のような存在だけど必須ですな。
しかし まゆぴょんお疲れさまでした~ かっちょいいなっ








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