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平ヶ岳 (新潟・福島 2141m) [後半]

2008.10.03 00:52| 山の空気

     山の中では、家のお布団と違って狭くて 固くて 寒くて
     寝辛いと・・・テント泊を経験するまで ずーっと思ってた。

     でもやってみると、驚く程グッスリと気持ちよく眠れるものなのだ。

     薄いシート1枚隔てた外には 人間の力の及ばない
     力強い自然が広がっている。
     そんな中に ちっちゃな自分が包まれていることがよく分かる

 

  21-立ち込めるガス
   朝もやは自然を守るベールのようにも見えるんだなー

  

????????????????????????????????????

普段は大きな光を放つ太陽が 今日はそのパワーをちょっと失っている。
光と雲が交差して なんとも温かな色を作り出していた。

今日は玉子石まで歩いて、後は下りるだけ。

朝露で濡れたテントをそのままに、朝食をもってハイキング気分で玉子石まで出かけた。


22-太陽は

  玉子石までの道は、昨日テン場から見上げた広?い緩やかなカーブの
  丘の向こう側。 その丘の上に木道がずーっと続いている。
  この辺りはニッコウキスゲやハクサンコザクラが咲き乱れる丘なのだ。
  ピンクや黄色で染まった山肌 そんな時季にも歩いてみたい。


      23-玉子石への道
      木道の幅は狭い。 すれ違いは場所を選ばなくちゃだね


     23-玉子石
     これが かの有名な玉子石かぁー
     誰のレポにも出てくるこのアングル、確かにここからしか撮れないかも
     残念ながら 薄いベールが池塘を覆っていて周辺の地形がはっきり分からない

        私達と同じように朝早 玉子石を見に来る数人とすれ違う。
        みんな昨日の夜を この山で過ごした人達だ。
        
       
                      24-こんなん
                      玉子石の懐からのアングル
                      おりょっ 上の玉子は乗ってるんじゃなくて
                       削られてるのかぁ




26-帰り道
朝露で湿った草紅葉
ここで太陽の陽射しを受けたら いきなり燃えるような色に輝く



24-黄色い芝生
草の根元にわずかに緑が残るこんな時が一番すきかも。
近づいてみると1本1本が力強く生きている、
でもちょっと遠くから見ると
ふわふわのニャンコの毛みたいにあったかなんだよね


    27-さよなら
     あっというまの二日間。 もうこの景色とはさようなら。


27-あの尾根を
帰りは行きと違って ユックリこの山の思い出をかみ締めながら下る。
このながーい帰り道、くる時の風景を1つ1つ確認するように
でも不思議な事に 行きとは違った風景にも見えるんだよね。

     000-ばったり
       またまた不思議なバッタリもあった。 「たんべぇさーん
       なんでまたこんな山深い所で、同じ日に、去年もそうだった。
       これって偶然なんてもんじゃない気がした。
       「来年も楽しみ?♪」とはマッキーと私の会話
       バッタリの瞬間にカメラを構えるblog根性なのだ!!


28-トラバース
このトラバースが終わると下台倉山。 最後の痩尾根になる


29-痩尾根
  いやいや、何度見ても不思議な道だ。
 最初に歩いた人、その後どれだけの人が歩いて
 こんな風に道は作られるのだろ


           000-OHANA.jpg
                   私は 可憐で小さな花が好き
                 大きく華やかでみんなの目を引く花もいいが
             冬の寒さや、冷たい風にじっと耐えてる小さな花に出会うと 
           あるがままを受け入れて健気に生きてる姿がどれだけ美しいかよく分かる


              30-長いくだり
                さぁ もうちょっとだね。 さみしいね。 




星野道夫さんが言っていた。

「オオカミやクマが徘徊する世界がどこかに存在すると意識できること・・・・・・・・

それは想像力という見えない豊かさをもたらし、

僕たちが誰なのか、いまどこにいるのかを教え続けてくれるような気がするのだ」





そんな感じなのだ。

うまくいえないけど、こんなに穏やかで静かで心安らぐ世界が、
あの不思議な痩尾根を登った先に存在する楽園が、
夜中にヘッドライトの前を一生懸命走るウサギ達が生活する森が
自分が日常生活している世界とは別に確かに存在する。

そんなことは誰もがとうに知ってることなんだけど
改めて強く意識した瞬間に、自分の中の世界が豊かに広がるんだってこと。


仕事に追われて余裕をなくしたそんな時
  今 きっとあそこでは 時がゆるゆると流れてるんだろうな

家の窓から太陽があがるのを眺めた時
  今 あの池塘や草原には朝日があたってキラキラと輝いてるんだろうな

雨が続いて気分が沈みがちな時
  今 あそこで咲いている花たちは自然の恵みの雨に喜んでいるかもしれないな

秋も深まった寒い夜
  今 あそこで出会ったウサギ達は寒さに負けず草をくわえて走り回っているんだろうな

満月の夜
  今 あそこでは静寂に包まれて幻想的な月の光が辺りを照らしてるんだろうな



  そんな風に思い浮かべることが多くなった。
  それは自分にとって とても心が温まる時間なのだ
  

  どこにいようと全てのものに平等に同じ時が流れていて
  自然との出会いや記憶が自分をほんの少し豊かにしてくれるんだって

  
  表現力のない自分が嫌になっちゃうし
  本当に感じたこと全てをうまく伝えられないけど
  感動っていいもんだねー。


  きっと 大自然の北海道の山々や神々の住む屋久島の風景なんか
  みちゃったら どえらいことになっちゃうかもだけど
  まだまだ 沢山の感動に出会って、自分の心を豊かにしたいなー



000-end.jpg


コメント:14 トラックバック:0
<<ショック? ; ̄ロ ̄)!! | ホーム | 塔にとうとう・・・ (鍋割山・塔ノ岳  丹沢)>>

ロビンさん、こんばんは。
朝もやの中の平ヶ岳というのも、なかなか良い雰囲気ですね~。この景色は山の上で夜明かしした人だけの特権やなぁ。
やせ尾根の稜線に、縫ったみたいに道が付いているのも、いと不思議。
で、ここの満月の夜を思わず想像してしまいました。どんな不思議な景色に出会えるのか、この目で見てみたいもんです。(*^_^*)

鳥が来て幸せ少し置いていく  星野椿

要らないものを削いでいくのさ。

いつか一緒に行った博物館の観音様が教えてくれたように思う。

日本人、いや自然って、足し算じゃなくて、引き算だと思う。

加えないのさ、削いで身軽になるのさ。

う~ん、感動が伝わるいいレポだな~。
書いてる人の顔を思い出さなきゃ満点だ・・・ナンテ
昼休みにちょっとウルっちまいましたぜ。

ここの尾根もきれいでいいね。

>アランチャさん
宵っぱりですなー(笑
そっそ、満月の夜のこの山のあっちこっちの景色を
想像しただけでノクターン♪ですよ(←意味不明)
実際行って見てなくても、頭の体操=想像力強化なんですわ。
それをどんどん鍛えていって
そのうちきムタクがダンナさん♪みたいな
とこまで至るわけですな
(私は特にスキではないけど)

>河童さん
>加えないのさ、削いで身軽になるのさ
・・・・す、素晴らしい!
なんか ひらめいてきたぞ
そだ、なんでもそうだ。
ムダを省いて身軽になる。素になるってこと。
なんだか体の肉を自分で削ってるイメージわきます。
おっと、デパッた胸が間違って・・・
あの時の観音様にもう一度教えを乞わなくては

>クネル君
>書いてる人の顔を思い出さなきゃ満点だ・・・ナンテ
あ”-そっ あ”-そっなの ふーん

こっちこそ巻機の紅葉羨ましいよぉー
あの界隈は いい味だしてるよね。
なんだか谷川のトンネル越えると、
随分遠くにきちゃったなーなんて思うけど
時間に余裕あれば新潟の幸も堪能して
ジックリと楽しみたいところです~
U太くんとクネル君の会話きいてみたいなー

去りがたい山頂だなー、ほんと。
朝もやの朝も神秘的でぞくぞくしますね。もやの中から現れるたまごいし~!(って、雰囲気壊す表現するなって?^^;)

ロビンさん、星野さんのその文章、わたし、よく覚えてます。わー、この人でっかいなぁって思いました。想像力の豊かな人間でありたいですよね。そんでもって、よく思うんですけど、今この時間、あの友達は(あの動物はでもいいんですけど)あそこにいるんだよなーとか、なんだろ、自分のことばっかりでなく、ぼーっとしながら他人のことを思い出したりできるような心に余裕がある人間でいたいなって思います。なかなかできないけどね(^^;

はあ、いまこの時間わたしは遠いところですよ。
早くかえりたいよ~
里心のつくレポじゃった。
うーん、そっれかこっちのお山でテントしたいよ~
(あれ? 違うか……)
いつか星野さんのアラスカにきっと行くんだー。
オーロラの下にシロクマがいるなんて、もしももしももしもほんとに見ちゃったら、きっと精神性変わるなあ。
でも、越後の山のあの穏やかな頂は、それとおんなじだけ、大切な大切なみんなの宝物だね。

平ヶ岳、いつか日帰りでっておもってたけど、泊まりたい、絶対泊まりたいって思えるレポでした。
私、湿原、笹原の山大好物なんだけど、ここは天国だね。
玉子石も生でみてみたいな。

ろび姉さんのレポってなんだかんだで情緒溢れてるよな~。
まきさんにしてもろび姉さんにしてもギャグっぽくて叙情的なんだよな。
うらやまですよ(^^)
私もほんのちょっとでもそんな文書けたらって思うけど、いつも無機質っす。

テント泊

テント泊というのはまさに母なる大地に抱かれて眠る(休む)という感じですね。
テント場も良いですが、誰もいない森の中で一人過ごすテントも素晴らしいです。

私は3日に帰国して、急に思い立って、4日、5日とemiさんと一緒に天下茶屋から御坂山経由で黒岳へ行ってきました。頂上付近の展望台を独り占めでテント泊しましたが、大きなテントをなんとか張れた地面は傾いていて、寝てるとだんだん足のほうに滑り落ちては這い上がるの繰り返しでした。真夜中に何かの動物(タヌキ?)が頭の側を歩いてました。夜明けには河口湖とでっかい富士山がきれいに見えてよかったです。登り2時間半、降り2時間、私達に分相応のささやかなテント山行を楽しめましたよ。

>まゆぴょん
>もやの中から現れるたまごいし~!(って、雰囲気壊す表現するなって?^^;)
いやいやその通り、モヤがモヤっと薄れていく中で、「ここだーっ!これかぁーっ!」と
みんなのレポで何度となく見た光景があらわれてきてコーフンしまひたよ。
星野さんの本に出会った時には感動しました。
そなの、そなの、あの友人はー あの動物はー あの景色はー
よくそんな事ばっかり想像してます。 だから現実でポーッとしちゃうのか?
そっか そっか、そういうことなのか がははぁ

>マッキー
もうすぐ着く頃かな。帰り13時間って長いよね。まっこの時とんばかり
睡眠たんまり。。。そして じっと動かず食事三昧。うっしっし
>いつか星野さんのアラスカにきっと行くんだー
ぜったーい ついてく! おいてかないで
オーロラ見上げて、シロクマにあっったら 興奮しすぎて気が狂うな
きっと。 でも嬉しくて発狂って それもいいかもだ・・ふむふむ

>ふうろさん
うんうん、ふうろさん 湿原、笹原の山大好物だもんね。
私も好きだよー。平らな頂上にポンと出た途端、目の前に湿原がどーんと。
ふうろ夫妻だと日帰りで2往復くらいできそだけど(爆
時間に余裕があったら是非夜を過ごして欲しい山ですね。
って こんなこと言ってちゃ 日帰り推奨なのにね。
ふうろさんのレポいいですよん。ただ、毎度毎度グルメすぎて
悔し涙飲んでますが、そこだけだなマイナスは (o^-^o) ウフッ

>カモシカ永井さん
>テント泊というのはまさに母なる大地に抱かれて眠る
まさにその通りですよね。 それが気持ちよいんですよね。
森の中で一人ですかぁ~ 怖いんですよねー
あのね、山に行きだして自分がよーくわかったんですよ
本当の自然がね、怖いんです。大きすぎて。だから一人で
誰もいない状態で夜を明かすとか、情けないけど怖いんです。
大好きなのにへんですよねー。何かあったときの自分に自信がないのかな
・ ・・・・それと、オバケが怖いんですよ(しーっ 内緒ね)

>監督
すごいですねー だってさ、あっちでも登ってきたんでしょ?
帰国の疲れなんてどこいったんでしょ

黒岳のあの岩場から見た夜景はきれいでしょうねー。街も湖も
もちろん朝も キレイにきまってますよね。
頂上は木々の中で隠れて平らですよね。
そこじゃないのかぁ
へぇー 動物の気配? タヌキなのかな
 
なんだか子供の時のワクワクな冒険を思い出すなぁ
テントの外に野生のタヌキなんてねー でも、熊じゃなくていかったなり。(;´▽`A``

あっちでは体が鈍らないように、週末に低山(といっても標高2400m位)をハイキング程度でした。
夜行便で帰国しましたが、このテント泊で時差ボケが一発で解消して調子いいです。頂上は平ですが、テントを張った展望台のあたりの藪は少し傾斜してました。まったり泡盛を飲みながらの富士山は最高でしたよ。動物の気配は勝手にタヌキをイメージしてました。熊は恐いもん。








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