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笠取山 (山梨県 1953m)

2009.01.22 22:16| 未分類

    2008.12.20 笠取山


 0-林
 カラマツのすーっと潔く天にそびえる姿は見事なり



水干(みずひ) とは 「沢の行き止まり」 との意味らしい。

東京都のメイン水源であった多摩川の公式水源がこの笠取山である。
この辺り一帯の森林は、山梨県(と埼玉県)であるにも関わらず
東京都水道局が管理している。 
東京の奥多摩地区は、都の水源確保の為に神奈川県から購入したという歴史もある。


 そっか、奥多摩は本当は神奈川県だったのか


??????????????????????????????????????


多摩川源流なんて聞くと、ついつい見にいきたくなってしまうのは
日々その豊かな水にお世話になっている身としては当然のことだ。


ただ、笠取山を本などで目にすると、きまって頂上へ直登する防火帯の
絵があまりに単純な登山道に見えて・・・・気が進まなかった。

それと・・・・だな
あの駐車場への道には ココ を通らなくてはならないからだ。


<おいらん淵>
戦国時代 武田滅亡と共に武田の隠し金山である黒川金山も閉山となった。
この時、金山の秘密が漏れることを危惧して五十五人居た遊女を
柳沢川の上に吊った宴台の上で舞わせ、舞っている間に藤蔓を切って宴台
もろとも遊女たちを淵に沈めた…という故事に由来する。
現在は心霊スポットにもなっている。


っという  謎めいた、深い恨みが漂いそうな、そして浮かばれない哀しい女の
怨念が・・・・・おんねん。 コワっ
「おいらん淵」 を通過せねば笠取山には入れない。
それプラス、近くの地名には 『犬切峠』 ←ががぁーん ぶるっ


 おぉ? アーメン ソーメン 冷ソーメン (((ToT)†~~~ 




案の定、深い深い暗い淵が待っていた。(←早朝だから)
両側を切り立った崖が覆っていて、いかにも多くの女性の怨念が
岩岩の陰に漂っている雰囲気があった。
それが本当か否かは知らないけれど、単純な私としては
どーでもいいけどさ 悲しくて怖いってーの。 そっ それだけー


ところが、その淵を過ぎるとすぐに なんとも明るい一之瀬高原
キャンプ場などが現われる。
そしてこんな小さな集落がこんな奥まった所にあるなんて・・・不思議な気分

行きは勝沼ICから青梅街道を上がり、帰りは丹波(たば)から奥多摩へ抜けた。
きっと どちらから行っても同じくらいなのかな。
公共交通機関を利用の場合は、塩山駅からのタクシーになるようだ。


 作場平P?ヤブ沢分岐?ヤブ沢峠?笠取小屋?雁峠分岐
 ?笠取山?水神社分岐?笠取小屋?一休坂?作場平P

                      (ゆっくり遊んで食べて 6時間位)




2-林道
この時期 林道は凍っている。要注意。 

         3-駐車場
           駐車場は反対側とで10台は停められそう。 トイレもキレイ


 駐車場には他の車は1台もなかった。 車を出た途端、多摩川源流との名の通り
 沢の音がザーザーっと聞こえている。 さすが、源流!!と実感。
 

 この山は東京水道局の管理下に置かれている為、道は十分整備されている。
 遊歩道のような緩やかな斜面の 葉を落としたカラマツが美しい。
 この水源地域の森林は焼畑などが原因の山火事で失った森を再生させるため
 最初は檜ばかりを植えていたそうな。 しかし、冬の寒さでうまく檜が育たず、
 唐松を回りに植える事によって檜と唐松の 元気な森 になったという。


4-道
ヤブ沢沿いの道を歩く。冬であっても沢の音は心地よい。


                5-から松林
                 背の高いカラマツ林をのんびりと歩く

                 木々につられて目線が上に上にのびて
                 開放感たっぷりである。
                 山に入っている実感に心が凪ぎる

6-橋
よく整備された橋を何度も渡る。
雪が積もっても滑りにくい橋ですぞ


                         7-明るい道
                          フカフカの松の枝は弾力があって歩きやすいんよね
                          ほらね、都会のアスファルばかり歩いてると
                          こんな風に優しい気持ちにはならないんだよね


 30分も歩くとヤブ沢の分岐となる。
 このまま多摩川源流の音を聞きながら ヤブ沢に沿って歩くことにする。


8-トラバース
誰もいない森
奥多摩でも こんなに静かな歩きができる
風の音も、鳥の声も、今日は沢の音に出番を譲ったのか
何も聞こえない。
冬の到来が山全体を眠らせてしまったみたいだ。

0-足跡
3つの肉球・・・この足跡は誰なんだろ?
足跡を見ても動物が限定できないあほあほである

              0-足跡2
                道を横切るこの細い足跡はシカ?

雪の深さは20cmほど。 
ヤブ沢峠へのちょっとした登りまでは ほとんど緩やかな道。
葉を落とした木々の間から 眩しい太陽の日が差し込んで
雪の斜面をキラキラと輝かせている。
どこで沢が終わったのか、水の流れる音がしなくなっていた。


ヤブ沢峠へ出た途端、林道に飛び出し少々ガッカリ。
どうやらこの林道は青梅街道の柳沢峠から通じているらしい。
ここから笠取小屋まで15分程 林道歩きとなる。


13-今の小屋
カラマツ林の中に笠取小屋が静かに建っていた。
トイレはキレイ。 
帰りがけにお正月の小屋明けの用意に来ていた小屋番さんにあった。
とっても気さくでいい感じの方だった。
今度のお正月には20人位の宿泊客があるようだ。
ここに泊まって飲んだくれても、翌日頂上には会いに行けるだろう


12-1921年の笠取小屋
大正10年の頃の笠取小屋
最初は造林小屋からのスタートだったそうだ

         14-ベンチから三頭山
           笠取小屋の前にはベンチが2つある。
           あっちに見えるは端正な姿の三頭山
           右手には冬の期間の避難小屋もあり
          

15-雁峠へ

          000-雁峠方面
          この平原に雪がタップリ積もったら、スノシュも面白そうだ


この辺り一帯から雁坂までは 6月下旬には一面レンゲツツジ
真夏にはヤナギランのお花畑になるらしい。
一面淡いピンク色に染まった風景を想像してみる。
1つの山の四季を味わってこそ その山を知るのだろうね


18-小さな分水嶺
『小さな分水嶺』 へ到着
(ちっちゃなっていうのは甲武信に対しての敬意なのだろね)
ここへ降った雨が、多摩川、荒川、富士川に分かれる。
全てがここから始まっているのかと思うと感動するよね

                   00-源流碑
                    多摩川の母なる山



16-.jpg
『小さな分水嶺』を過ぎた辺りからは遠く南アルプスや富士山が一望できる。
この山の魅力の一つなんだろうな



17-塩見の頭
 昨年行った塩見の頂上がこれですかね
 今頃 雪に覆われて入る人も少ないんだろうな?



    0-なんじゃあの登りは
     うわっはっはは このミニミニスキー場みたいなのはなんだー?
     


19-一人きゃいーん
あまりの武者奮いに 『一人キャイーン』(違うってーの)


           19-登りがきっつい
            ほらね、結構な登りですわ
            歩き易そうに見えるけど 案外滑ります
            岩が出てない雪がベッタリの時はきっと大変?

0-振り返ってみる
それでも振り返ればこの景色
師走の忙しさとは無縁の平和で穏やかな風景が広がっている
            

            000-頂上
             頂上は広くはないけど、今日は誰も居ない
             名も知らない山々が幾層にも重なっている
             富士山はあくまで清く
             日本に富士山がいる限り なんだか安心 


000-南
右は北岳、左は間ノ岳


 頂上は見渡す限りの展望だけど もちろん風も強かった。
 上から眺めていると、今日初めての登山者の姿発見!
 単独の男性がモクモクと登ってきていた。

    小屋まで戻って お昼にしよう

 タップリの雪なら 尻セードであっとい間に下山かもだ
 岩がでている薄い雪面をコワゴワ滑りながら降りてきた。


 腹ペコに負けて水の神様のいる水神社には寄らなかった
 のがかなり残念であったけど、後から5,6人の団体さん
 が登ってきたのもあって 小屋にまっすぐ戻った。


 雪景色でありながら、薄着で居られるほどの天気のよさ。
 風もないし陽だまりランチである。
 

0-ランチ

             今日のお昼は 天ぷらうどんと
             自家製お赤飯のオニギリ、ゆで卵、ミカン
 
            山で食べる食事ってなんて美味しいんだろうね




21-帰り道
帰り道は小屋から一休坂へ下るルート
まったくもって 整備が行き届いてる。
あまりに整いすぎて ちょっと物足りないのは贅沢なのか?

沢に沿って下っていく。

この山の滴の1滴1滴が沢山の仲間をつくって長い旅をはじめる。
それは遠く海まで続く旅なのだねー
今 山の上で生まれた1滴達は すでに力強い流れとなっていた。
今生まれた滴に、滴を生み出した山に、水分を抱え込んでる森に
おいしい水の生まれ故郷に感謝しながら歩く



             23-大きな木
              大きなミズナラに出会った。
              ここに根をおろして300年を越えてるらしい。
              この山の変わりゆく姿をじーっと見届けているんです
              


    富士
      薄いピンク色に染まった富士山は いつもよりずーっと優しそうでした
        





コメント:20 トラックバック:0
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いいなぁ

超寒がりのせいもあるけど(自称変温動物な私です。(^_^;)
寒い時期は忙しいというのもあるけど(ホラ、年末年始だし、期末だし。)
「低山でいいから、冬の雪のある時に山に登りた~い!!」と思ってる割には
いまだ一度も登ったことないんですよね。
憧れの眼差しで皆さんのレポを読んで、溜息を付いている私です。

お昼の天ぷらうどん&赤飯おにぎりが美味しそう~~♪
+ゆで卵とみかんの彩りもいい感じ!!(^^)

ここの尾根は気持ちいいよね。森も深いしね。私が行ったのは秋だったけど、とってもよかったです。でも、熊の足跡多数、鹿の足跡無数って感じで動物の運動会みたいでした。ひとりだったので、歌歌ったり、がんがんストック鳴らしたりしながら歩きましたよ。
今はもう寝てるのか。。。いや、起きてるといううわさも。。。

>タマちゃんも、アラちゃんも、フジ君もスタートラインは此処でしょ!
我が解答、大当たり! だったね。
新年の賞品はないかぁ~?

シャクナゲの頃が結構いいよ!

レポみると行きたくなっちゃうなあ。
山頂に向かうジャンプ台(笑…最高です!

お~雪いっぱいじゃん!?

へ~?奥多摩が神奈川?
長野人の感覚ではちんぷんかんぷんですわぁ。。。。
で、なんでそんなに雪あるの?
長野の里山(究極の里山ね)の方が雪少ないんとちゃウかしら。。。
でも、山がやさしいねぇ~。
山が優しいと心もゆるゆるとして優しくなっちゃうから不思議だよね。
そんなときには、天ぷらうどんが良く合うようでして、、、ますますゆるっとしそうだなぁ。いいなあぁ。。。。

>akemiちゃん
「低山でいいから、冬の雪のある時に山に登りた~い!!」
にはピッタシですよ、ここ。
あのスキーゲレンデのような頂上まで行かなくても
充分楽しめるしね。
誰も歩いてない雪面をガシガシ歩き回れます。
簡易ソリなんかで遊べちゃうよ。
まっ そういう意味では天女山もそうだな。
冬はオニギリ固くなっちゃうけど
あの日は暖かでうまかった~

>まっきー
うん、あの辺りはいいね。
マッキー前から好きだっていってたもんね。
ずーっと繋げて、ゆっくりとテント担いで
歩けたら気持ちよいだろうな~
春か?秋か? 静かでいいかも~
熊ちゃんは寝てないのか?!
いかんなー温暖と関係なく寝なくちゃいけないときは
寝ないと・・・12時過ぎたらねないとねーまっき。(笑

>カモシカさん
ズバリご名答!だったなりよ
あの写真でよくわかったね。
そっかー シャクナゲの頃かぁ
レンゲツツジといい 気持ち良いだろうなー
新年の賞品か・・・
いつかバッタリした時に頭なでてあげるー(笑
早く体調なおせよっ

>ぜぜさん
あそこは平和な山なので、タッキーの好みでないかもだ(笑
それともあの斜面を尻セードするスリルか?
勝沼ICからも行けるから 案外お手軽かもですぞ

>やまおんなさん
おひさー お元気っすか?
昔は奥多摩が神奈川だったらしいよ。
それはそうと、長野の里山はそんなに雪積もって
ないの?そなの??
昨日ね、『日帰りの山(北信)』ってのをやっと
手に入れましたよ。その1つ目が飯綱山!
コースが多いんだね。
いつか行くの楽しみにしながら眺めとくねー

すてきだね~。
ロビ姉の文章と構成は、ほんといいわ!←褒めとこ
笠取って静かな山だよね、そんな雰囲気が伝わってくるのに感動だわい。

いつものオヤジギャグはいらんけど(笑)

直滑降のスキー場(←とは言っても滑れない)のような山頂に向かう道や
唐松の落ち葉を踏みしめる柔らかさ。
いいなぁ。
山は山の数ほど魅力がありますね。
水源地、大切です。
私たちも先日高知市の水源
鏡川(いい名前っしょ?)の源流の山に
登ってきました。
水は命の源ですもんね。

一つ言い忘れてた。。。


唐松はじっと見上げてはいけませんぞ。
船酔いするからね。。。ぜったいだよ。。。



>クネル君
そんな褒めといて 何?何がほしいの(笑
あの時期の笠取って雪がついていて静かで
のんびりと楽しめるみたいですね。
春や夏は子供たちの団体さんが多いみたいだけど。
オヤジギャグは・・・私はオヤジでないので
ダジャレといってください。
オヤジギャルでもいいけどさ。

>とちちゃん
あの直滑降のスキー場みたいな斜面みた時は
ちょっと引いちゃいましたが
山はいろんな個性があってこその楽しみだもんね。
鏡川っていい名ですね。
鏡のように水が澄んでて、そりゃーキレイなんでしょ。
源流なんか見ちゃうと、改めて水っていうものに対して
有難味を再認識します。
水道からひねって直接飲める日本はありがたいがなー

>やまおんなさん
>唐松はじっと見上げてはいけませんぞ。
へーっ そなの?
船酔いしちゃうの?
私はカラマツ見上げるのすきだけどなー
空がとっても高く、カラマツの真っ直ぐに天に
向ってそびえる姿がステキです。
でも、上ばっかり見上げて歩いてるから
よく木の根に足引っ掛けて痛い目にあってますけど。。。
これから木をつけよーっと。

かさっ

 笠取山、まだ行ったことないですが、山の心地好さがとても伝わってくるレポでござりました(^-^)
 ちなみに犬切峠、たぶんですが、かつては「犬ノ尻尾切峠」といわれていたのが、いつのころからか「犬切峠」となった場所ではないかなと思いまする。

>ヨシさん
あのね、なんだか毎度毎度
最初の「かさっ」とか「みっ」とか
その出だしに一人ニマニマさせて頂いてます。
なんだか面白いね。

犬切峠ってそういう意味なんですか?
って、早速調べてみちゃいましたよー
「一ノ瀬の忠兵衛という男が塩山からの帰途、
この峠で陽が暮れてしまい、狼らしい獣に襲われ、
夢中で刀を振り回して気が付いたらしっぽが落ちていた、
という言い伝えから犬尾切峠と名が付き、いつしか犬切峠に短縮されたとのことである」
ですって。 すごいですなー ヨシさんよしよし
こんな風によーく調べてみるって面白いよね。
あんがとー

おもっ

 「面白い」といわれるのは、なによりうれしい誉め言葉です(^O^)
 忠兵衛どん、でしたか。人名地名内容とも、由来についてはロビンさんが調べてきた話のほうが相当リアルですね。 オイラが過去にたまたま見知った話では「…峠へさしかかった辺りにてピタリと何かがついてくる気配あり、魔物の類かと振り返りざまに山刀で斬り付けたところ、ギャッと悲鳴を上げて駈け逃げるものあり。あとには犬の尻尾のようなものが残されていた…」といった感じになってますた。

>ヨシさん
「面白い」を褒め言葉ってとこが
なんだか周りの仲間と同じ匂いですな(笑
犬切峠はどっちにしろ何かの尻尾を切ったと
いうことですね。あーよかったなり。
本体でなくて。
だってさ、犬の尻尾は紐で縛って切りますもんね。
私は、私はそーいうの嫌いですけどね。

にっ

匂いましたか(^^ゞ
〉私は、私はそーゆーの嫌いですけどね。  分かりますその気持ち。 かわいそうだし、ワンコにはやっぱシッポをフリフリしてほしいでする。

>ヨシさん
>シッポをフリフリ
ですよねー 尻尾にこそ表情がありますもんね。
人間も尻尾ついてたらいいのに。
そしたら ウソかホンマかすぐわかるって。(笑
ちなみに モン吉(猫)の尻尾は先っちょ折れてます。
猫の尻尾がユックリ左右に振られてるとき
ちょっと警戒、または落ち着かない~らしいです。
うちはしょっちゅうですぅ (泣

つっ

 つまりモン氏は怖がり屋さんてことですね(^-^)








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