スポンサーサイト

--.--.-- --:--| スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2009夏縦走 (北ア 2日目 薬師沢小屋?雲の平停滞)

2009.08.23 01:50| 山の空気

2009.8.10 (ニ日目)  

 雨の音で目覚めるってのは辛い。

 今回の縦走では 
    『3時起床! 4時出発! 心の余裕!』  が合言葉

 その意気込みがしなしなしなっと しおれそうな外の雨音

        ウサギギク2
        雨ニモマケズ 風ニモマケズ・・・
        そんな宮沢賢治のような健気な強さを感じさせるウサギギク
        黄色い花って温っかさと元気をもらえる気がしないですか?
 

????????????????????????????????

 今日は夢にまで見た 雲の平

 北アルプスのど真ん中に広がる溶岩大地


 昨夕、テラスでビールを飲みながら コッソリ
 赤い吊橋を渡る練習をしていた師匠のことは皆に内緒



 薬師沢小屋(5:30)?アラスカ庭園(7:40)?雲の平小屋(8:30)


 強い雨音をぼんやり聞いて再び寝なおし (合言葉の意味無し)
 起きたのは4時過ぎ(泣
 この小屋は自炊室に電気もついていて、水も豊富で便利
 横浜の若い単独女性はこの雨の中、折立まで下るそうで
 4時半には小屋を出て行った。

 私達もパンとスープで簡単に済ませ、気合を入れ直し5時半に出発。

 結構な雨の降り具合。

2-1-朝一番の肝試し
 朝一番の肝試しの吊橋 
 この吊橋は安定感があり、思ったよりも怖くない。
 外はもう充分明るくなっている。
 昨晩から続く雨で、沢の勢いは強い。


2-2-朝ニ番の肝試し
 朝ニ番の肝試しのハシゴ 
 吊橋を渡ってすぐに階段で水際まで降りる。
 そして細くて斜めった丸太の橋。
 
 その先に 大東新道から高天原に抜ける道との分岐がある。
 昨晩は、小屋情報で雨が続いて水かさが増えてるので
 大東新道を進むことは止めた方がよいとの事だった。

 分岐からいきなりの急登。 滑りやすい岩の連続である。
 1912mの薬師沢小屋から 一気に500mをよじ登って雲の平の
 入口 アラスカ庭園に辿り着く。

 強い雨に打たれながら もくもくと真っ暗な森を登る。

2-2-黒い森
 目の前には深く黒い森

 ほぼ同時に歩き出した単独の年配の男性は
 40年も前には 雲の平でテントを張り、小屋もなかった薬師沢まで
 イワナを釣りに下ったり登ったりしたものだよ、と言っていた。
 岩が滑るので枝や岩に掴まりながら2時間ほど登った。

 そんなにキツイ登りだとは思わなかったが
 濡れた木の根に滑って 一度ハデにこけた時か
 靴の中はグジョグジョで ジュボジュボ音がしていて
 真夏だと言うのにヒンヤリとした空気がながれていて
 気分はすっかり急降下だった。

 やっと平らな台地に辿り着いた時には
 雲の平にのっかった嬉しさがこみ上げてきたが
 相変わらずの雨降りで 白い霧が邪魔して
 広々とした楽園を目にすることは出来なかった。
 背が低い針葉樹が点在している。

 

2-3-雨に踊れば
 晴れていれば 素晴らしい景色のはず・・・

2-4-雨の平 奥日本庭園
 奥日本庭園の雰囲気さえ感じられず・・・

2-5-緑は生き生き こちらは息息
 お花だってみんなうつむいていて元気がない

2-6-チングルマも破れ傘
 一面咲き乱れているチングルマだって 破れ傘のよう・・・


000-雨の歩き
 晴れていれば、って何回も口にでちゃうんだけど
 会話もすすまず ただただ辛抱の雨の歩き

00-雲の平小屋
 真っ白なガスの中にポッカリと赤い屋根の雲の平小屋
 時間は早いけど まずは雨宿り

 小屋の人は
 「お疲れ様、どうぞ中に入って休んでくださいな
  ストーブもついているので体を温めて」 なんて優しい言葉。
  こんな雨の歩きで小屋が見えた時の喜びったらない。
 
 ストーブにあたってコーヒーを入れて・・・急遽 2者会談。

 このまま予定通りに水晶小屋まで進むか?
 ここで停滞するか?

 こんな景色も楽しめない雨の中、まるで苦行のように
 我慢して歩くってどうなんだろう


 でも予定が大幅にずれ込むのは後が辛くなるってことだね。
 それに、まだ9時前だよ。

 ただ、雲の平を充分に堪能せずに、ここを通り過ぎるということは
 お互い望んではいなかったので、今日はもうやめようという結論になった。


 イワナ釣りのおじさんは 水晶小屋まで行くようだ。
 小屋の可愛いいおねえさんに 「祖父と水晶の稜線は風が強いですから
 くれぐれも気をつけてください」 と声をかけられていた。

 そうと決まれば、午前中からビールである。
 小屋の本を読んだり、乾燥室で濡れたものを乾かしたり
 同じく足止めした方々と楽しく山の話なんかして過ごした。



 昼を過ぎた頃から 外が明るくなり、雨も上がったりしてきた。

 こうなったら雲の平を存分に味わおう
 小屋の横のベンチに陣取る。

 しゃーないな、とっておきの晴れ乞い踊りでもいっちゃう?(←あほあほ)
 

2-9?風よ吹け?
 風よ 吹け? 

                   2-9?嵐よされ?
                    嵐よされ?


2-13?雲が山肌を駆け上がる
おぉぉーー 雲が勢いよく山肌を駆け上がる

2-9-ガスがとれだした
周辺の山々が姿をあらわしてきたーーーっ



000-景色
小屋の周りにはこんな景色が広がっていたのかー
あの緩やかな丘の向こうは高天原になる


2-10?水晶が見え出した
突如現われた怪獣の背中のような水晶

2-11?かさー
かさーーー そんな近くに君はいたのか?!


000-笠
端正な姿の笠が岳。
まるで槍のように尖った頂き、
この角度からの笠が一番カッコイイんじゃないだろか

000-黒部五郎
陽も当ってきて鮮やかな濃淡の緑を浮き出させた黒部五郎
大きくて なんとも複雑な形をしている


000-水晶
水晶は それはそれは神々しく輝いている

陽が射して初めて分かる この雲の平の魅力
柔らかな曲線の台地に散りばめられた池塘やお花達
太陽のお陰で 周囲の景色はまったく違うものになっていく

みんながベンチに出てきて歓声をあげている

その後もガスったり晴れたりと、みんなの気持ちを弄ぶか
のような天候だったけど、ぶらりとお花を愛でに散歩することにした。


2-15?お花畑の散歩
カメラだけを抱えて ぶらぶらお散歩
ちょっと陽が射しただけでお花達はみんな元気になる。


2-15?一斉に顔をあげるお花達
コバイケイソウ畑やコイワカガミ、イワツメグサやハクサンイチゲ

2-16?小屋に灯が
小屋はちょっとした高台にある。周囲の自然は木道で守られている。
テンバはかなり離れていて、テン泊の女性が
「テンバは祖父岳の麓辺りで凹んでいて、こんなに山が見えないんですよ」 と

2-17-ベンチでまったり

ここで停滞してよかった。

本当にそう思える瞬間だった。
暗くなるまで みんな小屋に入らずにいつまでも外の景色を眺めていた。



2-20-夕食
【今日の食事】
朝: パン+スープ
昼: 棒ラーメン(野菜入り)
夜: カレー+海草サラダ(酢味噌あえ)+キュウリ梅あえ


 ちなみに 小屋の食事は・・・鍋だったようざんす(うまそ)



               《3日目 雲の平?水晶?鷲羽?三俣山荘へ


コメント:19 トラックバック:0
<<2009夏縦走 (北ア 3日目 雲の平?水晶?三俣小屋) | ホーム | 2009夏縦走 (北ア 1日目 折立?薬師沢小屋)>>

なあんと、周り全部スター揃いですね。
そんなところで、ゆっくりビール飲んでみたいわ。。。
停滞するか、先に進むかって、けっこう迷いどころだよね。。。
停滞正解でしたね。

怒涛のUPでうれしいぞなもし・・^^
雲ノ平に留まってよかったじゃないですか!雲がさ~っと晴れてく様子なんていいですよね~。。。小屋の周りもすんごく雰囲気がよさそうだし・・のんびりできそう。そうそう、晴れ乞い踊りが効いたのですよ!
師匠の吊橋レッスン。。微笑ましいんですけど^^;

電車の中で読もうと楽しみにしてたら、携帯忘れたなり~
その踊り、いままで隠してたのか~?
しかし、3時間歩けば小屋があるっていうのは、こういうときありがたいね。停滞で正解だったよね。あんなに楽しみにしていた雲ノ平だもん。当初から泊まる予定なかったほうが間違っていたと思われ。
どんどん山が見えていく様子、ドラマチックで、こういうのうれしいよね。
笠は端正にみえるけど、こちら側の面だけで5つもおきな谷が見えるね。すごいなあ。やっぱ、行かなくっちゃ。
あとさあ、師匠って、もしかして高○恐○症だった? ん?

雲ノ平で停滞した甲斐があったですね~ときどき望める風景にロビンさんたちの執念とお山の神様のご加護をひしひしと感じますね~
それにしてもぐるりの展望と高原風な風景が何日もいたくなるようなとこだなあ。

停滞してよかったですねv(^O^)v
水晶ってホント雰囲気がありますね~

濡れたあの赤い吊り橋って肝試ししているみたい~(笑)

前回分もそうですが、
たくさんのお花を撮ってますね~♪

ロビンお花図鑑作ってみては?

>やまおんなさん
やまおんなさんのだーいすきな黒部ゴロちゃん見てきましたよ。
想像以上に近いところに あんだけの山々がって
驚きますよね。
それも各々に特徴があって。
いやいや いいですわ。
でも深いですわ。簡単にいけんよなー

>hiroっち
>晴れ乞い踊りが・・・
あ”ー やっぱり?
へっへ そう簡単にはださないのら(ださくない?)
師匠の秘密の練習はね、私がいないと時にコッソリと
怖がりさんというより、慎重なA型ってとこか。
んでも、ビール飲んでの練習の方がよっぽど怖いよね

>まっきー
日曜お仕事ゴクローさんです
携帯は携帯してこそ、ケータイなのだ!わっはっはー
こんな時に攻撃しとかんと、普段やられっぱなしやしな
>泊まる予定なかったほうが間違っていたと思われ
・・・・・んだな
でもさ、笠まで欲張ってたからなー
結果オーライ。 神様が雨降らして停めたんだな
笠までの道は結構ですわ、ちょっとそこまでじゃ行けん!
>師匠は高○恐○症だった?
しーしーっ 聞こえるがな


>ぜぜさん
今年の夏の天候不順を考えれば、ガッツリ降られたのが
一日だったってことがラッキーですわ。
(ぜぜ家みたいに連日ピーカンはもっとラッキーやけど)
その雨が この停滞に繋がったってことは
本当にいろいろ深い意味をかんじますです。
雲の平小屋の横のベンチえビールを飲む・・・
これは絶対やらにゃー損でっせ。 いきなはれ(笑

>emiさん
監督 おかえりよかったね~
いきなりボッカトレなんてやらせちゃあきまへんで。
なんだかこっちも焦るっちゅーの(笑

>ロビンお花図鑑作ってみては
あーーん
写真に撮っても名前がわからん(爆
でもね、歳とって時間できたらね
今までの花の写真で図鑑つくるんだー
名前も特徴もいろいろ載せたいな。
その為にはもっともっと特徴をあらわすきれいな
写真とらないとあかんな。精進 精進

うわ~!
停滞万歳だね(^^♪
のんびりして、その景色って最高じゃないですか。
今年は雲ノ平に入った人、仲間内でも多いね、流行りか?(笑)
しかし、羨ましいほどの展望だいね~
ちとくやし・・・(;_;
このあと、もっといい景色見せるように!/w

姉さん、ここを素通りしたら一生の後悔だぞ~。だって1日じゃなかなか入れないところでしょう。秘境たるゆえんですわ。
しかもこんな天国、停滞万々歳でしょう!!
雲の平からの水晶、鷲羽、五郎、笠、圧倒されるよね。
次は是非高天原に寄ってくださいな。

姉さんのレポ読んでると心がうきうきするよん。楽しいです。

そうそう、ここの小屋の食事、きっと美味しいと思うよ。
昼に焼きそば食べたらめちゃうまだった。
共にテラスでカレーを食べてたおじ様たちも絶賛してたもん。

うわ~

いいな~。
薬師沢も雲ノ平も、行ってみたいです~!
雨の歩きはホントやですよね。
いくら「お花が綺麗」とか言ってみたって
やっぱり景色が見えなきゃ!!!
ちなみに、岳の介さんも高いのダメです。
だから無理な事しなくて済むので、私も安心してます~。(笑)

ふ~ん
師匠さまって吊橋苦手なのかあ。
いいこと聞いたな、ウシシシシ

雲の平、雨だったのかあ。
いいなあ。
ボクが行ったときは
晴れて、暑くて暑くてさ。
雨の1つも降ってほしかったよ、うん。

> ストーブにあたってコーヒーを入れて・・・急遽 2者会談。

なんだかここ読んでて、「停滞してねえ!」って祈っちゃいましたよ。で、結論がでて一安心、ほらね、良かったでしょう?っておっかけたりして・・・我ながらアホや。

>クネル君
>停滞万歳だね(^^♪
結果オーライなんですがね
でもね、まだ9時なんですわ。
ここで今日はやめるって、結構気持ちあせるんですわ(笑

>今年は雲ノ平に入った人、仲間内でも多いね、流行りか?(笑)
本当にそうだね。今年こんなにこの辺りに
集まった人多かったよね。
今まで結構バラけてたのに、なんかあるのかな?

>このあと、もっといい景色見せるように!
はいはい ご満足いけるようがんばりまっす(爆


>ふうろさん
>だって1日じゃなかなか入れないところでしょう
確かーに!! そうだそうだ。
日帰りではいけんもんね。
おっと、アスリートふうろなら可能かもだ。
高天原ねー 魅力的だよね。
雲の平や薬師小屋で会った人達で高天原向った人
多かったですよー
ただし、その後あの天気だったから、温泉沢を登れるか!?
が彼らの一番の問題だったけど。

>姉さんのレポ読んでると心がうきうきするよん
あんがとー 一番ウキウキしてるのが私なんだけどね。なはは
雲の平のご飯、残念ながら何も食べてないんだよね
しまったー! 先に聞いてたら食べたのになぁ

>あけちゃん
>雨の歩きはホントやですよね。
まったくです。でもね、小雨くらいなら緑が活き活きとして
鮮やかだったり、火照った体にいい感じの爽やかさを
感じたりできるんだけどね・・・
ドシャ降りじゃぁね。

>ちなみに、岳の介さんも高いのダメです
はいはいはい、はぁー 妬けるこっちゃ(笑
バカと煙がって言うけど、なんでだろ?
私まぁまぁ 高いの好きなんです。
まっ例外ってこういう時に使うんだにゃー


>はっしー
おかえり。 また男あげちゃったね。
師匠がジックリ はっしーのレポ読んでたよ。
んでもなんで 師匠さまなんやねん。
師匠とサマでW褒め褒めやんかー ヒイキじゃ

>雨の1つも降ってほしかったよ、うん。
ううにゃろー ポカポカ
そだね、はっしーは北ア総ナメやもんね(えっ?)
今回赤牛眺めては 「はっしー」って言ってた。
赤牛登りたいばっかりに、読売新道登ってくるなんて・・・
んで、笊からコウモリって
どんだけ目立ちたがりさんなのか・・・しかし脱帽ですわ

>監督
>なんだかここ読んでて、「停滞してねえ!」って祈っちゃいましたよ
なんかねー 監督の想い伝わりましたよ(笑
あのね、あの辺りはジックリ監督にも歩いて欲しいなー
山の裏表で土や岩の色が全然ちがったりね
登山道が掘れててね、地層がはっきり見えるとことかあってね
きっと監督立ち止まってばっかりだよ。
これからは時間をかけてもっとユックリ味わいたいな。
停滞 いーじゃん
雨 かまへーん
どんな自然もそれなりに受け入れて楽しめるような歩きがしたいなー

黒部川の藻屑

ロビンさん
お早うございます。
>吊橋を渡ってすぐに階段で水際まで降りる。そして細くて斜めった丸太の橋。

私は06年ムスコと二人、ココで凄い恐怖を体験しました。降り続く豪雨で濁流渦巻く黒部川のヘツリの桟橋が外されていて、ロープを頼りに腰まで濁流に浸かって渡りました。
今考えてもあれは私の山人生の中で一番の恐怖だと身震いします。下手したら黒部川の藻屑、黒部ダムに直行していたかと思います。雨が降ったら沢は絶対無理は出来ませんね。肝に銘じています。

雲の平はゆっくり出来てよかったですね。ここのキャンプ場でも悲惨な体験をしています。
小屋泊まりでゆっくり行ってみたいです。

シャワーあびてきました(^^)
って、どーでもいいコメント、すんませんす(汗)

この日の朝がいちばん天気悪かったですよね。でもって、昼くらいからどんどん回復していって。この日に雲の平小屋って、かなり幸せ者かも(^^)

だぁー カモシカさんのコメントに
気づきませんでしたぁ。すんまへん
またもや まゆ姫あんがとですー

>カモシカさん
>私は06年ムスコと二人、ココで凄い恐怖を体験しました
それは高天原に抜ける大東新道ですよね。
つい先日、ハガネのような体をもつヨシ君とも
その話がでたのですが、あそこは大変みたいですよね。
黒部の力強い流れのすぐ脇
というより水に浸かっているようなもんです。
でも、それだからこそ黒部を肌で感じられるのでしょうけど。
あらら 楽園 雲の平でも?
大変な縦走になったようですね
今度ユックリなぞらせていただきますねー


>まゆ嬢
ちみは本当にえらい!です。優しいです。

>シャワーあびてきました(^^)
ぎゃー 鼻血ぃ~ (←俺は男か?)
>すんませんす
ああー これ今度使わせてもらいますね
すいまセンス








この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。